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当番世話人挨拶

このたび、第11回小児がん放射線治療セミナーを開催させていただくこととなりました。

昨今、被曝低減の観点から陽子線治療が小児放射線治療の主流となりつつあります。そのような中で、陽子線設備を持たない名古屋大学で本会を開催する意義を考え、今回は「小児緩和治療における放射線治療の役割と挑戦」というテーマを掲げました。

成人の緩和医療においても、本人の意思と医療従事者の考えの乖離、あるいは予後予測の難しさから、転移病巣であっても局所の制御を目指すべきか一時的な症状緩和に留めるべきか、判断に迷う場面は少なくありません。小児の場合はさらに、患者本人が苦痛を言語化することの難しさや、照射の際の「鎮静」という特有の課題があります。鎮静は、お子様の限られた時間の中からご家族との語らいや食事の楽しみを奪うことにも繋がりかねません。私自身、どのタイミングで介入すべきか、常に葛藤を抱えながら診療にあたっております。

本セミナーでは、こうした悩みを共有する多くのメディカルスタッフの皆様に向け、それぞれの視点から議論を深める「多職種カンファ」セッションを企画いたしました。また、小児科、脳神経外科、放射線治療科の第一人者の先生方をお招きしたご講演も予定しております。

さらに、名古屋大学の若手医師たちが1年かけて準備を進めてきた「PENTEC」の日本語要約についても、現地参加の皆様へのお土産として形にできるよう鋭意制作中です。

名古屋は全国各地からのアクセスも良好な場所です。皆様と現地でお会いし、実りある議論ができることを心よりお待ちしております。

第11回小児がん放射線治療セミナー
当番世話人 川村麻里子(名古屋大学放射線科)